kiyone、心のむこうに

親は偉大だ。電話を19時にかけ、3時間かけて東京から浜松まで迎えに来た。

電話での第一声は「何やってるの!?」だった。

「病院に・・・病院に行きたいです・・・・」

精一杯の言葉だった。そのまま気を失ってしまうんじゃないかと思った。

その日は浜松駅近くのビジネスホテルに泊まった。

その後、会社、親類への連絡、捜索願の取り消し電話をしてくれた。

何年ぶりだろうな・・・・親と同室で寝るなんて・・・・

こんなに鼾がうるさいんだ・・・・あいかわらず寝れない。眠くも無い。ただ頭がいたいのと気力が無いだけ。

翌朝、東名を使って実家に帰った。片っ端から精神内科の病院に予約を入れる。

長いとこだと3月9日まで予約でイッパイ。

精神がおかしくなる前に予約を入れろってことか。初回限定版を手に入れるためには当然だな。

なんとか今日の16時からOKの病院をみつけ、親同伴でいく。27歳にもなって一人で病院に行けないのか。





















下された病名は思ったとおり「うつ」だった。程度は中の下。自宅療養と職場環境の改善が治療方法らしい。

とりあえず自分で電話で2月末までの有休を申請した。診断書をもらったといったら部長は2つ返事でおKだった。

帰りにネギまが休載されたマガジンとクロスゲームが最終回のサンデー、ネギま絶望先生の最新刊を買ったのは言うまでもない。

限定版は・・・・もういいかな。